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今年のメッセージは2011年と2012年の方針に補足および増補されたもので、司令官は過去2年間の指揮下部隊の功績を称賛しました。 グラック中将は、「沖縄に駐留する海兵遠征軍は、アメリカ太平洋軍で最も即応体制の整った部隊として、私の運用上の意向をはるかに超えています。再三再四、今日の部隊として、今日の危機に対応するために選ばれた部隊であることを証明しています」 2012年に第三海兵遠征軍がアジア太平洋地域周辺で関与した人道支援および災害救助活動は、フィリピンでの洪水救助活動で更に明らかとなり、この地域における即応体制の整った遠征部隊の必要性を実証し、第三海兵遠征軍の隷下部隊の継続的な備えと訓練の必要性を強めました。 グラック中将は、「新年を迎えるに辺り、私たちは不測の事態に備えなければいけませんが、自分たちにとって都合の良い時や場所ではないところで試されます」と語りました。 第一海兵航空団にMV-22Bオスプレイが導入されたことで、運用上の柔軟性が高まり、地域における有事や自然災害への対応時間が向上することで、第三海兵遠征軍がこれらの試練に対応する際に役立つだろうとグラック中将は説明しました。オスプレイの運用航空距離は代替するCH-46Eヘリの約4倍で、スピードは倍速く飛べます。 数年ぶりに沖縄県内に複数の歩兵大隊が再導入されることを含め、部隊配備プログラムの再導入により第三海兵遠征軍の運用能力は、いっそう強化されているとグラック中将は説明。 司令官は、第三海兵遠征軍の増加した能力の利点を実現するために、現実的な訓練やパートナー諸国との相互運用の構築、指揮統制の向上に改めて専念することを海兵隊員たちに求めました。
今後、第三海兵遠征軍が対処しなければいけない一つの課題は、我々海兵隊の基準を満たしていないごくわずかな割合の海兵隊員のことです。それが受入国の一部の人たちの間で、米軍に対する認識を過度に変えてしまうとグラック中将は説明しています。 グラック中将は、「大部分の海兵隊員と海軍兵は、沖縄の地域社会で立派な社会人として行動しています。公務外の事故を一切容赦しないことに継続して焦点を置き、統制を図る義務は、第三海兵遠征軍全ての隊員の肩にかかっています」と語りました。 グラック中将は、それぞれの海兵隊員と海軍兵が自身の指揮官の意向や司令官が過年度の方針で強調した主要なことを理解することが重要であることを強調し、自身の方針に関する説明を終えました。 司令官は、各隊員に率先して、2013年は引き続き自分たちの行動に責任を持つよう求めました。 2013年度の在日米海兵隊の具体的な優先事項は以下の通り:
一つのチーム一つの任務 |
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